武蔵小金井駅前こどもクリニック
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最近多くいただくご質問~その1

梅雨に入り、ジメジメ・暑い日が増えてきました。
夏に向けての過ごし方で、多くご質問いただくものを載せてみました。

Q.子どもに日焼け止めは必要ですか?
A.日光に当たることは・骨を丈夫にする・免疫力を高める・体内時計を整えるなど良い点もたくさんあるので、過度に日焼けを防ぐ必要はありません。しかしながら、急に日差しを浴びるとお子さんのデリケートな皮膚は、強く日焼けをしてしまう場合があります。日差しの強い日、長時間屋外で過ごすときは子ども用の日焼け止めを使用し、長く外に出る場合は塗り直しをしてください。帰宅後はお風呂でよく洗い流して保湿をしてあげてください。

Q.夏も保湿は必要ですか?
A.保湿=冬!のイメージが強く、ただでさえ夏は肌がべとべとなのに保湿?と思われるかもしれません。お子さんのお肌はとても薄くバリア機能も未熟です。夏は紫外線、汗、エアコンによる乾燥…とたくさんの刺激が待ち構えています。保湿をすることで皮膚は外からの刺激をガードしてくれます。汗を流すことで皮膚のバリア機能も壊れてしまうので保湿剤による補強が必要になります。

Q.エアコンは必要ですか?どのくらいの温度設定が良いですか?
A.汗腺の発達は2-3歳頃まで未熟で、また小さいお子さんほど体温調節が苦手です。(環境温に影響されやすい)そのため、これからの季節はエアコンを上手に使用してください。
室温は26-28℃が適温と言われています。なるべく外気との温度差は5℃以内にし、直接風が当たらないように扇風機などを用いて冷気を循環させてください。タオルケットをかけお腹の冷えを防ぎましょう。それでも背中や首周りに汗をかいてしまう場合はこまめに着替えをお願いします。素材は吸湿性の良いものがおススメです。

次回、その②に続きます!

写真は長女の育てているホウセンカです。

雨上がりに雫がきれいに並んでいたので撮ってみました📷